中電の過去10ねんの株価を見て仕手株と思ったら

中電の過去10ねんのチャートを見てみると、2007年の4510円という株価が天井にその後大きく下落をして現在では、その半値まで値を落としてしまいました。
底値では五分の一以下にまで値を落としたこともあるので、それでもかなり株価を戻してきているわけではありますが、まだまだピークの頃には程遠いといえるものがあります。

このようなチャートを見ると、仕手株として無理やり株価が釣り上げられていたのではと思う人もいるかも知れませんが、現実的にはそのようなことはありえず、株価がピークの半値となっても時価総額が1兆円を超えている企業であるため、どれだけ資金力がある仕手筋といえども株価の吊り上げというのは容易なものではありません。
仕手株は株価を吊り上げて、それに飛びついてきた投資家に株を売りつけるものであるため、株価の吊り上げが難しい銘柄というのは仕手株に選ばれにくいものとなっているのです。
短期的に資金力を武器に相場をかき回して、個人の狼狽売りや飛びつき買いをさせることはできても、大きく上昇させるだけの資金というのは仕手筋といえどもそうそう持ち合わせていないのです。

そこで、気をつけたいことは中部電力のようにディフェンシブ銘柄と呼ばれるようなインフラ関連の銘柄でも、ちょっとしたことで下落を始めるとそのままどんどんと値を落としていってしまい、東証一部の大型銘柄であっても株価が半値になってしまったり五分の一以下になってしまったりすることもあるので、投資をする際にはそのような部分に関してもしっかりと考慮に入れて予測した結果と違う流れになった時には、しっかりと損切りをしてそれ以上の損失を拡大させないことが重要です。